お風呂場にゴキブリが大量発生!どこから侵入しどこに潜んでいるのか?
春になるとこれまでなりを潜めていたゴキブリ達が活発に活動を始めます。
寒い時期は家にいなかったわけではなく、むしろ陰に隠れていてくれたおかげで私たちの目に入らないようにしててくれたんですね!
「なんて優しい害虫なんでしょう!」
と言うお話ではありません!
活発になってくると、住まいのなかで特に浴室(お風呂場)はゴキブリが巣が作られやすい環境、また大量発生する現場でもあります。
私たちの疲れの癒しスポットでもある浴室(お風呂場)で、ゴキブリの理不尽な振る舞いを許すわけにはいきませんよね!
ですが、お風呂場のどの場所にゴキブリは潜んでいるのか?とお悩みではありませんか?
そこで今回の記事ではお風呂場に潜んでいるゴキブリの居場所と対策について解説致します。
目次
お風呂場で発生したゴキブリの侵入経路
お風呂場にゴキブリが発生した場合、以下の事が侵入経路として考えられます。
- 下水から侵入
- 換気扇から侵入
この2パターンが考えられます。
下水から侵入される場合は何らかの原因がありますし、換気扇から侵入する場合は防ぐ対策が必要です。
では具体的にゴキブリ侵入を防ぐ対策を解説致します。
お風呂場へのゴキブリ侵入を防ぐ対策
- 封水を塞ぐ
- 換気扇フィルターで塞ぐ
- しっかりと乾燥させておく
この3つがゴキブリをお風呂場への侵入を防ぐ対策であり、居座らないようにするための施策です。
それでは1つ1つ解説致します。
封水を塞ぐ
ゴキブリが下水から侵入する場合、「封水切れ」が発生しています。
『封水』とは、下水からの虫や臭いの侵入を防ぐ役割を果たす、別名『排水トラップ』が備わっています。
封水はトイレや洗面所などの排水設備には必ず備わっているおり、その設備が機能不良を起こしている事が下水臭いの原因として考えられます。
機能不備とは、下水の臭いの受けを果たす為に溜められている封水が、休暇や出張で長期不在にしていた時に水が蒸発したことで、下水の臭いや虫の侵入を抑えるためのバリケードが無くなっている状態を指しています。
そのためにはしっかりと「封水を塞ぐ」必要があります。
その対策は、蛇口から排水溝へ水を流すことで封水に水が溜まるので簡単に解決する事ができます。
もし別の原因で『封水に水が溜まらない』場合は、配管の問題になってきます。配管の汚れや詰まりが原因として考えられます。
詰まりが原因で封水が溜まらない場合は『最寄りの水道業者』に連絡して、直ぐ対策するようにして下さい。
換気扇フィルターで塞ぐ
浴室と換気扇は屋外とつながっていますので、ゴキブリの侵入経路となる可能性が懸念されます。
お風呂は使用中、使用後ともに換気扇は回しっぱなしの方が多いと思います。
その為、換気扇が作動中にゴキブリが侵入してくる可能性は薄いです。
換気扇が回っていることで、浴室の空気を外に排出される流れができているのでゴキブリがお風呂へ侵入ことは容易ではありません。
ですが1年中、24時間365日動かしているご家庭はないかと思います。
換気扇が止まって時の侵入を防ぐには、換気扇用の不織布フィルターを使用する事をおすすめ致します。
カットして換気扇に貼り付けできるタイプであれば、表側からでゴキブリ侵入をシャットアウト出来るのでおすすめです!
商品のリンク張っておきますので、宜しければご覧下さい。
しっかりと乾燥させておく
ゴキブリは高温多湿の場所を好んで生活します。それだけでお風呂場の環境は最適と言えます。
1滴の水分でもゴキブリは1か月は生存してしまうほど驚異的な生命力があるので、窓を開けて温度と湿度をしっかり下げ、浴室を乾燥させておくことが大切です。
※網戸があることが前提です。
また、濡れ物(タオル、雑巾、布巾、スポンジなど)、水滴の除去、お風呂場を綺麗に掃除する事が効果的です。
ただゴキブリが侵入してきた場合、他の住みやすい環境(住まいの別の部屋)へ避難する可能性は高いと考えられます。
乾燥した部屋に侵入してきたゴキブリは活動が出来ず、24時間稼動の冷蔵庫下など住みやすい環境へ逃れてしまうかもしれません。
まず侵入を防ぐことを第一に考え、対策を講じて見て下さい。
お風呂場にゴキブリが潜んでいる場所
これまでゴキブリ侵入を防ぐ対策をお伝えいたしました、今すでにお風呂場のゴキブリがどこに潜んでいるのかをお教えします。
お風呂場にゴキブリが潜んでいる場所は主に2箇所です。
- 浴槽エプロン
- 浴室換気扇(乾燥機)
この2つの中に潜んでいます。
浴槽エプロン
お風呂場の浴槽エプロンを知っている方も、知らない方にも分かりやすくご説明致します。
浴槽エプロンとは、お風呂場にある浴槽の側面に位置する〇部分の事を指しています。
主にユニットバス形状のお風呂場には、必ず浴槽エプロンが付いています。
写真の通り普段はカバーが付いており、その役割はお風呂場の配管や排水を見えないように覆い隠す役目となります。
エプロンにはカバーが取り付けられているので、普段エプロン内部をお掃除したり中を見られる方まずいらっしゃいません。
そのような事から、お風呂場の浴槽エプロンは石鹸カスや水垢汚れが溜まりやすく、カビや水垢の温床になっておりゴキブリが潜むには最適な環境となっています。
年に1回でもカバーを外し、お掃除する事をおすすめします。ゴキブリだけではなく、コバエなども侵入しているので、数年開けてなかった場合は絶望的に汚れています。
実際に外すとこんな感じです。2年程度ですかね・・・結構汚れています。ゴキブリは幸いにしていませんでしたが、コバエは溜まっていました。
浴室換気扇(乾燥機)
2つ目は浴室換気扇(乾燥機)です。
表面のほこりを落とされる方は多いかと思いますが、カバーを外して中を確認される方は少ないのではないでしょうか?
浴槽エプロン同様で、浴室換気扇は外と繋がっているので出入りが自由なだけではなくゴキブリが潜みやすい環境としても最適と言えます。
浴室換気扇の内部はお掃除されていらっしゃいますか?
ほこりも溜まりやすく、カビも生えやすいので、浴槽エプロン同様に掃除をして置くことが大切です。
まとめ
本日の記事は参考になりましたでしょうか?
今回は浴室に潜んでいるゴキブリの対策について解説させて頂きました。
排水設備、換気設備の2箇所が侵入経路であり、お風呂場はゴキブリにとって大変住みやすい環境です。
そのために、お風呂場へのゴキブリの侵入経路対策・巣を作る箇所を把握し、適切な対策を行って寄り付かない環境を作るようにしましょう!
役職
ダスキンケアサービス事業部 主任
ケア事業部歴(ハウスクリーニング・害虫・害獣駆除)
12年
所得資格
・ダスキンサービスマスターマネジャー
・厨房衛生マネジメントサポート
・ダスキンターミニックス PCマネジャーライセンス
・ダスキンターミニックス TCマネジャーライセンス
・ダスキンターミニックス 特殊マネジャーライセンス
ノミ・ダニ・ネズミ・ゴキブリ・カメムシ・クモ・アリ・ナメクジ・ダンゴムシ・ヤスデ・ムカデ・飛翔害虫・シロアリ・ハチ・トコジラミ・ハト飛来防止等全サービス提供資格を所持
12年以上に渡りハウスクリーニング及び害虫・害獣駆除サービスを取り組み、ご家庭から飲食店など多種多様の業種様で数多くの現場経験を重ねて参りました。私達はお掃除のプロであり衛生管理のプロでもあります。HACCPを意識した厨房管理からあらゆる汚れを解決し、あなたが過ごされる快適な空間を作り出すことが私の使命です。
創業55年の長い信頼と実績の株式会社キープ ダスキン寒川町支店を宜しくお願い致します。