新型コロナウイルス感染にゴキブリ媒介の疑いの可能性があるのか?
皆様いかがお過ごしでしょうか?
日本で新型コロナウイルスの感染が広がり1年、また各地域での感染拡大が蔓延しだし今後どうなるのか不安になってきます。
高齢者のワクチン接種も始まりましたが、まだまだ収束と平和な日常を取り戻すには時間が掛かりそうです。
実は今日もネットを徘徊している中で興味深い記事がございましたのでちょっとご紹介致します。
「年中湿気が多い香港で冬…」の見出し記事なんですが、実はこれ「ゴキブリ」のお話です。
香港は年中湿気が多い為、街中の至る所にゴキブリが発生しているようです。(実態は香港 ゴキブリで検索すると凄く出てきます)
本題に触れますと、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行したのを皆さんは覚えていらっしゃいますか?
この記事ではSARSウイルスが広がった原因にある害虫が一役買ってた可能性があると触れ、それが「ゴキブリ」なんだそうです。
そんなことから香港では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、ゴキブリを見つけたら即駆除するように呼び掛けています。
なので街中はゴキブリの死骸だらけみたいです…
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状況は異なるにしても、日本では実際どうなのか?を色々調べて考察してみましたので宜しければご覧下さい。
目次
新型コロナウイルスがゴキブリによって媒介するのか?
冒頭で重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行について触れましたが、新型コロナウイルスは飛沫感染と接触感染が感染原因と言われています。
一般的な感染経路
まずおさらいで私たちが知る一般的な新型コロナウイルスの感染経路は
- 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、非感染者が口や鼻から吸い込むことで感染します。
- 接触感染は感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付着し、ウイルスが付いた物に他の方が触れ感染します。
もう多くの方がご存じの情報ですね。
寄与する可能性
ですが各方面を調べると以下のことも新型コロナウイルスの感染拡大に寄与しています。
- ウイルスが地面に落ちて靴の裏に付着し屋内に持ち込まれるケース
- ウイルスが付着した物にゴキブリが触れて屋内に侵入するケース
日本医師会の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染拡大阻止の記事を見ると、感染経路が新型コロナウイルスと全く同じことが書かれています。
また、横浜市の衛生研究所の記事では集合住宅のSARSクラスター発生のケースについて触れており、下水からの臭気・虫・飛沫が住宅内に拡散して感染したとも言われています。
実際に情報元を見て頂くと新型コロナウイルスと類似した感染経路の記述が見られ、その中でネズミのフンやゴキブリ体からウイルスが検出されたと触れています。
このような記事の内容から見ても、ゴキブリによるコロナウイルスの媒介の可能性を否定できないお話です。
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新型コロナウイルスだけではない?ゴキブリが媒介するウイルスの種類
ゴキブリがSARSを媒介させた原因にもなっている事はお分かり頂けたでしょうか?
新型コロナウイルスに置いても、確定的なお話は出来ませんが可能性はあります。
ゴキブリは元々多くのウイルスを媒介させ、私たちの生活を脅かす存在です。
例えば
- サルモネラ菌
- スタフィロコッカス
- 小児麻痺ウイルス等
などなどこれだけでは少し分かりづらいですが、
- 食中毒
- 化膿症
- 小児麻痺
など、免疫力が低い人やお子様や高齢者は感染リスクが非常に高くなります。
コロナウイルスが付着したゴキブリが食品に触れ、私たちの口に入れば大変な事になるのは容易に想像出来ます。
そのぐらいゴキブリが私たちにもたらす被害は甚大だと言えます。
飲食店で想定される被害
新型コロナウイルスだけではありません。もしゴキブリ媒介により、食べに来てくれたお客様が食中毒などのウイルス感染してしまえばお店に圧し掛かるリスクは計り知れないものがあります。
SNS拡散で評判が一気に低下!
今の時代はTwitterやInstagramなど、SNSでの情報が多く溢れています。
飲食店であれば食べログなど情報サイトで調べるケースも多いですが、そのような口コミサイトやSNSにゴキブリによる食中毒発生の情報が書き込まれればお店のマイナス
イメージだけでなく、多くのお客様の足が遠のき売上に大きな影響を与えてしまいます!
高額な損害賠償請求
ゴキブリを介してお客様が口にする食べ物にウイルスが付着していた場合、食中毒を引き起こしたことによって損害賠償請求がお店の負担としてのしかかります。
最悪は営業取り消しのリスクがあります。
特に飲食店のオーナーは2021年6月に完全施工される食品衛生法(HACCP)に沿った衛生管理の義務化が行われ、食べに来ていただけるお客様の目線が厳しくなるので
ゴキブリ対策は外せないポイントにもなってきます。
関連リンク
害虫・害獣駆除対策をしないとどうなるの?食品衛生法改正のポイントをお教えします!
まとめ
今回の記事は如何だったでしょうか?
新型コロナウイルス感染がゴキブリ媒介による可能性について解説してみましたが、科学的根拠はまだ出てはおりません。
少なくともSARSの例で挙げればウイルスを持ち運び、住居や飲食店内を動き回ることで拡散する可能性はOではないと思います。
コロナウイルスではなかったとしても、特に口に入る食品にゴキブリが付着し私たちの口に入れば大変なリスクです。
ゴキブリ媒介によるウイルスの蔓延を防除するには、常日頃から衛生管理を意識しておくことが大切です。
役職
ダスキンケアサービス事業部 主任
ケア事業部歴(ハウスクリーニング・害虫・害獣駆除)
12年
所得資格
・ダスキンサービスマスターマネジャー
・厨房衛生マネジメントサポート
・ダスキンターミニックス PCマネジャーライセンス
・ダスキンターミニックス TCマネジャーライセンス
・ダスキンターミニックス 特殊マネジャーライセンス
ノミ・ダニ・ネズミ・ゴキブリ・カメムシ・クモ・アリ・ナメクジ・ダンゴムシ・ヤスデ・ムカデ・飛翔害虫・シロアリ・ハチ・トコジラミ・ハト飛来防止等全サービス提供資格を所持
12年以上に渡りハウスクリーニング及び害虫・害獣駆除サービスを取り組み、ご家庭から飲食店など多種多様の業種様で数多くの現場経験を重ねて参りました。私達はお掃除のプロであり衛生管理のプロでもあります。HACCPを意識した厨房管理からあらゆる汚れを解決し、あなたが過ごされる快適な空間を作り出すことが私の使命です。
創業55年の長い信頼と実績の株式会社キープ ダスキン寒川町支店を宜しくお願い致します。