飲食店がゴキブリだらけになるリスクが高いのは何故か?
飲食店を経営されているオーナーにとってゴキブリが死活問題となり得ます。その為、お客様の前や厨房内にゴキブリが発生しないよう日々対策をされていらっしゃるかと思います。
それは万が一発生してた場合、最悪のケースとして異物の混入、SNS等による風評被害、食中毒による健康被害など様々な被害が想定され、情報が拡散すれば大変な経営リスクと伴うことになりかねない為です。
まだ何ら対策をされていない場合は、たかがゴキブリと言う考えは捨てて、しっかりとした駆除・予防を行う必要があります。
ですが、何故飲食店にゴキブリが発生するリスクが高いのでしょうか?
今回の記事では、ゴキブリが飲食店に及ぼすリスクについてご紹介を致します。
目次
ゴキブリの特性について
まずはおさらいの意味もございますが、ゴキブリには以下の特性があります。
生息力が強い
キブリは強靭な生命力を持ち、広い範囲に分布しています。また、人間の住居や飲食店など、人間が生活する場所に適応して生息することができます。また、ゴキブリは食べ物を長期間摂取できなくても、生き残ることができます。特にドイツゴキブリは、最大で1か月間食べ物を摂取しなくても生き続けることができます。
夜行性
ゴキブリは夜行性で、夜に活動します。昼間は隠れていることが多いです。
食べ物に対する好奇心が強い
ゴキブリは食べ物に対する好奇心が非常に強く、さまざまなものを食べることができます。
繁殖力が強い
ゴキブリは繁殖力が非常に強く、1つの卵から多数の子供を生むことができます。ゴキブリは、繁殖力が非常に高いため、一度発生すると、短時間で大量発生することがあります。また、卵の孵化期間も非常に短く、すぐに幼虫が孵化して成長します。
汚染に強い
ゴキブリは汚染物質に対しても比較的強い生命力を持っています。また、抗生物質に対する耐性も持っていることが知られています。また、ゴキブリは高い抵抗力を持っており、放射線や化学物質、そしてある種の殺虫剤に対しても耐性を持っています。このため、ゴキブリを駆除する際には、強力な殺虫剤を使用することが必要です。
ゴキブリが飲食店で発生しやすいのは何故か?
何故飲食店ではゴキブリが発生しやすいのか?
先程ご説明したゴキブリの特性を纏めると以下のような条件が揃う場所が考えられます。
ゴキブリが生息しやすい条件として、『温度』・『湿度』・『水』・『湿度』・『食物』の5つが挙げられます。それぞれの環境に応じで生息しやすい場所については、以下で解説をさせて頂きます。
食品貯蔵庫やキッチン
ゴキブリは食べ物に対する好奇心が強く、食品が豊富にある場所に生息しやすいです。
下水道や排水管
ゴキブリは食べ物に対する好奇心が強く、食品が豊富にある場所に生息しやすいです。
ゴミ捨て場やゴミ置き場
ゴキブリは、食品の残りカスや汚れたものを好むため、ゴミ捨て場やゴミ置き場にも生息することがあります。
隙間や壁の裏
ゴキブリは夜行性で、昼間は隠れていることが多いため、住居の隙間や壁の裏に生息することがあります。
暖かい場所
ゴキブリは温暖な環境を好むため、暖かい場所にも生息することがあります。特に、冬季には暖房の効いた部屋に集まることが多いとされています。
ゴキブリがもたらすリスク
ゴキブリは以下のようなリスクを及ぼします。
病原菌の感染
ゴキブリは、汚染された場所に生息し、食べ物や水源を汚染することがあります。また、ゴキブリ自体も細菌やウイルスを保有していることがあり、これらを媒介して病気を引き起こすことがあります。ゴキブリは主に以下の4つの病原機を保有しています。
ゴキブリが保有している病原菌
- サルモネラ菌:サルモネラ菌は、主に食中毒の原因として知られています。ゴキブリは、サルモネラ菌を保菌し、食品や調理器具に接触することで、食中毒を引き起こす可能性があります。
- 大腸菌:大腸菌は、主に下痢や腸管感染症の原因として知られています。ゴキブリは、大腸菌を保菌し、汚染された食品や水に接触することで、感染症を引き起こす可能性があります。
- シャイゲラ菌:シャイゲラ菌は、赤痢の原因として知られています。ゴキブリは、シャイゲラ菌を保菌し、汚染された水や食品に接触することで、赤痢を引き起こす可能性があります。
- ストレプトコッカス菌:ストレプトコッカス菌は、主に喉や肺の感染症の原因として知られています。ゴキブリは、ストレプトコッカス菌を保菌し、汚染された食品や器具に接触することで、感染症を引き起こす可能性があります。
アレルギー反応を引き起こす
ゴキブリには、アレルギー反応を引き起こすことがあるとされています。ゴキブリの死骸や排泄物に含まれるアレルゲン物質が、人体に接触した際にアレルギー反応を引き起こすことがあるのです。
ゴキブリが生息している環境で過ごしている人々は、ゴキブリによるアレルギー反応を引き起こすことがあります。例えば、ゴキブリが侵入した家庭やオフィスで働く人々、飲食店や医療機関などで働く人々などが、アレルギー反応を引き起こすことがあります。
アレルギー反応の症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや充血、皮膚のかゆみや発疹などが挙げられます。重度の場合は、呼吸困難やアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。
食品の汚染
ゴキブリは、食品や調理器具に接触することで、病原菌を付着させたり、汚染したりすることが知られています。特に、ゴキブリが生息しやすい場所である下水道やゴミ捨て場などから、食品や飲料水を汚染することが多くあります。
ゴキブリは、食品の袋や容器をかじって中身を食べたり、食品の表面に歩き回ることで、病原菌を付着させたり、汚染したりすることがあります。また、ゴキブリが排泄物をした場所には、病原菌が付着している可能性があります。
このように、ゴキブリによる食品汚染は、食中毒や感染症の原因となることがあります。そのため、飲食店や食品関連企業では、ゴキブリの駆除や衛生管理に力を入れることが必要です。また、一般家庭でも、食品の保管や調理、食器の洗浄などに十分な注意を払い、ゴキブリの侵入を防ぐことが大切です。
精神的ストレス
ゴキブリは、その姿や動きが嫌悪感を引き起こすことがあり、人々の精神的なストレスの原因となることがあります。また、ゴキブリが生息しているという状況自体が、人々の心理的負担を増大させることがあります。
特に、ゴキブリが大量発生する場合や、個人的に苦手な虫である場合は、ストレスを引き起こす可能性が高くなります。また、ゴキブリが侵入したことで、自分の住環境が汚れたり不衛生になったと感じることで、不安やストレスを感じることがあります。
ゴキブリが飲食店に及ぼすリスク ①顧客離れ
食品の衛生面に関する問題は、多くの人にとって非常に重要な問題です。
ゴキブリが飲食店や宿泊施設などのビジネスで発生した場合、それが原因で顧客が離れる可能性があります。特に、ゴキブリを目撃したり、食品や飲料がゴキブリに汚染されたと知った場合には、不快感や不安感を感じ、その店舗に対する信頼を失うことがあります。
顧客が離れることは、そのビジネスにとって大きな影響を与えることがあります。例えば、飲食店であれば、リピート率が低下し、口コミや評価が悪化することで、集客力が低下することが考えられます。
そのため、飲食店などの衛生管理を徹底する必要のあるビジネスでは、ゴキブリの駆除や予防が非常に重要です。
ゴキブリが飲食店に及ぼすリスク ②営業停止命令
ゴキブリが飲食店で大量発生した場合、厳しい衛生管理基準を守らなかったとみなされ、営業停止の処分を受ける可能性があります。また、食品衛生法や都道府県条例などの法令に違反した場合、罰金などの刑事罰が科せられる可能性もあります。
営業停止や罰金などの処分を受けると、そのビジネスにとって大きなダメージとなることが考えられます。一時的に営業停止することで、収入が減少し、その後も信頼を回復するために費用がかかる場合があります。さらに、営業停止の処分は報道されることが多く、そのビジネスのイメージが損なわれる可能性もあります。
そのため、ゴキブリの駆除や予防は、営業停止や罰金などの処分を回避するためにも非常に重要です。飲食店や宿泊施設などのビジネスでは、定期的なゴキブリ駆除や清掃、食品やゴミの管理などの衛生管理を徹底することが必要です。また、従業員に対しても、衛生管理の重要性やゴキブリの駆除・予防についての教育や訓練を行うことが望ましいです。
ゴキブリが飲食店み及ぼすリスク ③イメージダウン
ゴキブリの発生が確認された場所は、その場所のイメージを損なうことがあります。特に飲食店など、人々が健康や安全に関わるサービスを提供する場所では、ゴキブリの発生は非常に深刻な問題となります。
ゴキブリが出現すると、その場所の衛生状態が悪いという印象を与え、顧客の不安や不快感を引き起こすことがあります。また、口コミやSNSなどを通じて情報が拡散されることで、多くの人々に悪影響が及ぶ可能性があります。そのため、ゴキブリに対する駆除や予防は、イメージアップのためにも非常に重要な取り組みとなります。
ゴキブリが飲食店に及ぼすリスク ④補償の負担
ゴキブリの発生によって、あなたが経営する飲食店が損害賠償請求を受けることがあります。これは、ゴキブリが健康に害を及ぼした場合や、商品や設備などに損害を与えた場合などが挙げられます。
例えば、ゴキブリが原因で食中毒やアレルギー反応を引き起こした場合、被害を受けた人が損害賠償を請求することがあります。また、ゴキブリが食品や調理器具などに付着し、商品の品質を低下させた場合や、設備の損傷を引き起こした場合、顧客や取引先からの損害賠償請求を受ける可能性があります。
ゴキブリが飲食店に及ぼすリスク ⑤食品衛生法違反の罰金
ゴキブリは、食品衛生法においても「害虫」として定義され、食品衛生上の問題を引き起こすものとされています。飲食店や食品製造業者などがゴキブリを発生させ、それが原因で衛生上の問題が生じた場合、食品衛生法違反となり罰金を求められる可能性があります。
例えば、ゴキブリが食品に付着したり、食品を汚染したりすることによって、食中毒や感染症の原因となる可能性があります。また、ゴキブリが食品加工機器や食器洗浄機などに付着し、その清掃が不十分な状態で使用されることによって、食器や食品に病原菌が付着するなどの問題が発生する可能性もあります。
そのため、飲食店や食品製造業者などは、ゴキブリの発生を予防するための対策を講じることが求められます。具体的には、定期的なゴキブリ駆除や清掃、食品やゴミの適切な管理などの衛生管理を徹底し、衛生面に対する取り組みを周知徹底することが必要です。また、不衛生な状態が見つかった場合には、速やかに改善することが求められます。
飲食店のゴキブリ対策とは?
一般的にほとんどの飲食店では以下のようなゴキブリ対策を実施頂いているかと存じます。
定期的な害虫駆除の実施
定期的に害虫駆除業者に依頼し、ゴキブリの発生を防止することが重要です。飲食店は、衛生管理の面からも、定期的に害虫駆除を実施することが法律で義務付けられています。
食品衛生の管理
飲食店では、食品の衛生管理にも注意が必要です。食品をきちんと保管することや、調理器具や作業場所を清潔に保つことが大切です。また、ゴキブリが発生した場合は、殺虫剤を使用する前に食品や調理器具をきれいに洗浄することが必要です。
空間の整備
飲食店では、ゴキブリが生息しやすい場所を減らすことも重要です。たとえば、ごみ箱や排水溝などは、ゴキブリが発生しやすい場所ですので、きちんと清掃することが必要です。また、ドアや窓などからのゴキブリの侵入を防ぐために、シールや防虫ネットを設置することも有効です。
従業員の教育
従業員に対して、ゴキブリの発生を防止するための衛生管理の方法を教育することも大切です。従業員が衛生管理に十分な理解を持ち、適切な対処を行うことで、ゴキブリの発生を未然に防ぐことができます。
以上のような対策を取ることで、飲食店はゴキブリの発生を防止し、食品衛生管理にも貢献することができます。
ゴキブリ対策についてはこちらのブログでもご紹介しております。
飲食店のゴキブリ駆除の方法とは?
万が一ご自身の飲食店でゴキブリが発生した場合、以下の対策が一般的な駆除方法となります。
殺虫剤を使用する
ゴキブリを駆除するためには、殺虫剤を使用することが一般的です。市販の殺虫剤や専門業者が使用する殺虫剤を使用することで、ゴキブリを効果的に駆除することができます。ただし、殺虫剤を使用する際には、安全性に注意することが必要です。
粘着テープを使用する
ゴキブリが侵入する場所に、粘着テープを設置することで、ゴキブリを捕獲することができます。特に、ドアや窓などから侵入するゴキブリを防止するために、粘着テープを設置することが有効です。
絶縁材を使用する
ゴキブリが侵入する隙間を埋めるために、絶縁材を使用することがあります。たとえば、ドアや窓の枠に絶縁材を設置することで、ゴキブリの侵入を防止することができます。
清潔を徹底する
飲食店では、清掃を徹底することがゴキブリ駆除の基本です。特に、ゴミ箱や排水溝など、ゴキブリが発生しやすい場所をきちんと清掃することが大切です。また、食品をきちんと保管し、作業場所を常に清潔に保つことも重要です。
除湿器を使用する
ゴキブリは湿度が高い場所を好むため、除湿器を使用して湿度を下げることで、ゴキブリの発生を防止することができます。
以上のような方法を組み合わせることで、飲食店でゴキブリを駆除することができます。ただし、ゴキブリの発生を未然に防止するためにも、定期的な清掃や害虫駆除を実施することが重要です。
もし飲食店のゴキブリ対策でお困りなら?
飲食店のオーナー様や従業員の皆様におかれましては、日々の業務中でゴキブリ対策を行うのは大変困難な事です。経費換算すると駆除業者に依頼をし、一斉駆除及び定期的な管理が望ましいかと存じます。
もし日々の衛生管理や害虫対策でお悩みがございましたら、ゴキブリ駆除のプロ「ダスキン」があなたのお悩みを解決致します!
ダスキンは地球環境に配慮した薬剤を使用します
ダスキンのゴキブリ駆除では、地球環境に配慮した薬剤を採用しております。
その薬剤も極力最小限に抑える努力を行っております。
また噴霧器を利用したゴキブリ駆除の手法とは違い、薬剤を噴霧させないので食器類にかかかる心配は一切ございません。
害虫駆除プロのスタッフが、目視で必要な箇所に最小限の薬剤を使うだけです。
だから環境に優しく、効率よくゴキブリを駆除することが可能です。
ダスキンのゴキブリ退治の手順
私たちダスキンが実際に現場で行うゴキブリ駆除の作業手順は下記の通りです。
ベイト材の設置
ゴキブリの潜んでいそうな場所に、ベイト剤処理を行います。
ポイントを絞って設置いたしますので、作業前の片付けや、作業後の食器類の洗浄等は不要です。
調査トラップの設置
害虫の徘徊の抑制、生息状況の把握のため、調査用トラップを設置します。
ゴキブリは習性上、暗い場所を好み、壁際など物陰を移動することが多いため、目のつく場所に設置することはほとんどありません。
効果の確認
ゴキブリ駆除作業実施から一定期間経過後、効果の確認を行います。
ベイト剤の喫食の状態やトラップの捕獲状況より、生息個体の有無を確認し、駆除を完了いたします。
お客様のご要望により、ヒアリングでの確認にも対応いたします。
ゴキブリ駆除料金はこちらをご覧くださいませ。
ご相談・現地調査は無料です
藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市にお住まいでゴキブリ駆除・防除のご相談・現地調査・お見積りは無料にて承っております。
また店内や厨房内の清掃につきましても、清掃部門のダスキンサービスマスターが承っております。
下記のフォームに必要事項をご記入の上、お気軽にお問い合わせくださいませ。
役職
ダスキンケアサービス事業部 主任
ケア事業部歴(ハウスクリーニング・害虫・害獣駆除)
12年
所得資格
・ダスキンサービスマスターマネジャー
・厨房衛生マネジメントサポート
・ダスキンターミニックス PCマネジャーライセンス
・ダスキンターミニックス TCマネジャーライセンス
・ダスキンターミニックス 特殊マネジャーライセンス
ノミ・ダニ・ネズミ・ゴキブリ・カメムシ・クモ・アリ・ナメクジ・ダンゴムシ・ヤスデ・ムカデ・飛翔害虫・シロアリ・ハチ・トコジラミ・ハト飛来防止等全サービス提供資格を所持
12年以上に渡りハウスクリーニング及び害虫・害獣駆除サービスを取り組み、ご家庭から飲食店など多種多様の業種様で数多くの現場経験を重ねて参りました。私達はお掃除のプロであり衛生管理のプロでもあります。HACCPを意識した厨房管理からあらゆる汚れを解決し、あなたが過ごされる快適な空間を作り出すことが私の使命です。
創業55年の長い信頼と実績の株式会社キープ ダスキン寒川町支店を宜しくお願い致します。