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2022-10-06

中古物件内覧での注意点はシロアリがいないかチェック

中古物件にシロアリが潜む可能性について

中古物件にシロアリがいる可能性について

昨今は首都圏への人口集中や少子高齢化の影響から、地方や郊外での空き物件が増えて来ています。

特に古民家をリフォームやリノベーションした物件が増えてきており、新型コロナウイルスの感染拡大の影響にるテレワークや巣ごもり需要の増加も1つの要因になっています。

まさに今そんな中古物件を購入する上で最も注意しなければならないのが「シロアリ」の被害・生息の可能性についてです。

中古物件だから・・と言うわけではございませんが、どの住まいでもシロアリが発生しないと言う保障はございません。

ですが、中古物件の場合は築年数、シロアリ防除を行っていたか?
など、不明瞭で購入者には判断が難しいところ。

リノベーションやリフォームをしてあると見た目が綺麗なので目視の判断がつかず、壁を剥がしてみるとシロアリが生息していた・・・なんていうケースは実際にあります。

基礎がコンクリートだったとしても、ベタ基礎ではシロアリが通過するには十分な隙間もございますし、少しでもひび割れが生じていればその限りではございません。

もし中古物件のご検討の際には、これからご紹介するようなシロアリの症状・チェック項目を確認して安心して購入出来るアドバイスになれば幸いです。

中古物件内見時にシロアリ被害が無いかをチェックすべきポイント

シロアリ駆除・床下

基本的には中古物件を販売する際には、床下は必ずチェックした方が良いと言われています。その理由は、一般的に日本に生息しているシロアリであるイエシロアリヤマトシロアリは地下から家屋に侵入してくるからです。

また、床下は光が当たらず、湿度の高い環境ですが、シロアリが生息するには最適な環境です。

これらシロアリは地中に巣を作り、年月をかけて仲間を増やし、家屋周辺で羽蟻が見られるようになった場合は既に被害が出ている可能性があります。

話を戻すと、床下にシロアリが出ていた場合は当然羽蟻の発生もございますし、基礎となる木材への食害でも出ているはずです。基礎が食害に遭えば、耐震性や耐熱性の低下、大きな地震があれば最悪家屋倒壊のリスクを伴います。

他にもこんな兆候が見られたら要注意です。

蟻道

蟻道

蟻道(ぎどう)とは、シロアリが地面と木部を繋げるために作り出す道のことです。

また、光や日光を嫌い、適当な湿度を保つために、木材の割れ目や継ぎ目に排出物や土砂を詰めたり、すきまを埋めたりします。これを、蟻土といいます。
蟻道や蟻土はいずれも土やシロアリ自らが出す分泌物、食物片等を練り合わせたものです。

この蟻道が建物に伸びていた場合、被害が出ている可能性が高いと考えて良いでしょう。

基礎の木材

シロアリに食い荒らされているかも?
食害にあった基礎
床下のシロアリ被害
基礎が食害にあってぶかぶかになった床

基礎がシロアリ被害に遭うと、上記のようにボロボロになっています。
シロアリは、上質な木材の柔らかい部分を好んで食べ、硬い部分は残すという性質があります。

床下に入れなかった場合は、上から床を叩いて空洞があるのを確認出来た場合はシロアリに食い荒らされている可能性が高いと考えられます。

また、明るい所では光が自分に当たらないように木材の表層を残し、内部だけを侵食するので、木材表面を強く押したり、ドライバーなどで突くと、簡単に穴があいたり、崩れたりします。
見た目にはまったく異常がないので、ついつい見落としがちなところです。

木材の内部の侵食が酷い場合は、少し押しただけで床がへこんでしまうこともあります。最終的には、外側もシロアリによって食害を受け始め、壁や柱がボコボコになっているのが見て取れます。

シロアリ被害
木材内部だけが食害にあったケース


また、柱に筋状の線があったり、穴があいている場合などは、柱の内部が食害を受けている時の兆候です。玄関・勝手口・風呂場の柱や、玄関の上がり框・敷居などによく見られます。
湿気が多い箇所の柱には、十分注意を払うようにしてください。

蟻道や蟻土が見つかったからと言って必ずシロアリがいるとは限りませんが、中古物件入居前には空らずチェックしておくべきポイントと言って良いでしょう。

中古物件内見で直ぐに見分けがつく外来種のシロアリ被害

アメリカシロアリ

最近日本で猛威を振るい始めている外来種のアメリカカンザイシロアリの場合は、飛来して家屋に侵入してくるので被害の進行するスピードや部位が異なる為、顕著で分かりやすいので見分けがつくかと思います。

外来種の特徴

アメリカカンザイシロアリはアメリカ産の外来種です。

輸入木材などにアメリカカンザイシロアリが生息したまま輸入されたことにより、今や日本の各地で発見されている要注意なシロアリです。土の中には住まず、湿気の無い乾いた木材でも生息ができるとても生命力の強いシロアリです。

アメリカカンザイシロアリの被害は、床下から壁・天井裏まで広がりあらゆる木製品や家具まで食べてしまいます。行動範囲は、ヤマトシロアリやイエシロアリと比較ならない範囲に及びます。

仮に被害に遭えば家屋全体の駆除・リフォーム費用にとんでもないコストを要する事になりかねません。

駆除の方法について

通常シロアリは地下に巣を作り、そこから屋内へと侵入してくるのですが、アメリカカンザイシロアリは巣を作らず空を飛んで直接木材に侵入する為対策は難しく確実に駆除するには家全体をシートで被い燻蒸処理することになります。

しかし、日本の住宅事情からすると不可能な方法です。

一般のシロアリ駆除業者でもアメリカカンザイシロアリの駆除ができる業者は少なく、現状被害の進行を止めることができないことが多いです。

行動範囲がとても広いので、どこにアメリカカンザイシロアリが生息しているか全くわからい状況になります。相当な技術力が求められる駆除になります。

中古物件の入居後に被害に気付いた場合はどうするのか?

理由

万が一中古物件を購入した後に、シロアリよる被害気付いた場合はどのようになるのか?
法令に基づいて解説を致します。

民法上の瑕疵

民法上、売主が販売する物件のシロアリ被害を知らないかった事で被害が出た場合、契約の解除又は損害賠償の請求を買主が事実を知った時から1年以内にしなければならないとなっています。

宅地建物取引業法、売主が不動産会社の場合は、2年以上の期間を設ける事になっています。個人が売主の場合は、瑕疵担保責任を負う期間を1~3ヶ月とする特約を付けている場合が多く、築年数が経過した中古物件だと、瑕疵担保責任を負わないケースも数多くあるので注意が必要です。

担保責任を負う期間が決まっているので注意

売主が瑕疵担保責任を負う期間内に、買主がシロアリの被害に気づいた場合、売主にシロアリ被害にあった物件の修繕費用を請求することが可能です。

ですが瑕疵担保責任を負う期間は上記の通り定められていますので、期間を超過してシロアリの発生に気付いた場合には、買主側が物件の補修費用を負担しなければなりません。

その為、中古物件の購入を検討される時には、内見で床下の状況しっかり把握しておくことが大切になります。シロアリ被害は外観の綺麗さだけでは気付くことは出来ません。

中古物件購入後にシロアリの被害で後悔する事がないよう、床下チェックの大切さについて解説させて頂きました。

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ダスキンターミニックス

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ダスキンは害虫駆除実績30年のシロアリ駆除のプロです。
弊社ではシロアリの生息調査を無料で行っております。お伺いするスタッフは十分な知識と技術をもち、厳しい水準をクリアしたプロがあなたのお宅をお調べいたします。

既に被害に遭われてしまった場合は、原因の究明から駆除までを、専門スタッフが一貫して行いますのでご安心下さい。サービスの詳細はこちらからもご覧いただけます。

ダスキン寒川町支店ターミニックス事業部

TEL 0467-75-6151(月~土 8:30~17:30)
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