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2023-12-08

押し入れがカビ臭いのは床下の湿気が原因かも?理由と対策をお教え致します!

押し入れがカビ臭いのは床下からの湿気が原因かも?
理由と対策をお教え致します!!

押し入れの扉を開けようとした時に扉が開かない。閉まらない、もしくは開きにくいな~と感じたことはございませんか?他にも押し入れを開けた時にカビの臭いを感じられるケースは多くの方が経験されているかも知れません。

これら扉が閉まらない、カビ臭い原因が床下にある可能性はあるのはご存じでしょうか?床下の湿気が高い状態が続くと、カビや菌が繁殖しやすくなり、それが押し入れの中のカビ臭いの原因となります。

カビの臭いに対しては除湿剤、すのこを使用しての換気、消毒など様々な対策はありますが、根本的な解決策にはならない事もあります。

今回の記事では、押し入れの中のカビの臭いの原因とその解決方法についてご案内致します。

何故カビが発生するのか?

カビが発生する主な原因は、湿度、通気不足、断熱不足、不適切な清掃、浸水、結露などが挙げられます。以下に、これらの原因を分かりやすく解説します。

湿度が高い

カビは湿った環境が好きです。湿度が高いと、空気中の水分が物や壁について、そこでカビが繁殖しやすくなります。

カビが発生しやすい湿度は、一般的に相対湿度が60%以上であるとされています。特に70%以上の湿度が続くと、カビの繁殖が急速に進むことが知られています。湿度が高いと、水蒸気が空気中に多く含まれ、表面や物体に結露が生じやすくなります。これがカビの発生の基になります。

以下は、湿度によるカビの発生についての目安です

  • 30-50%相対湿度: カビの発生が抑制されやすく、健康的な室内環境とされます。
  • 60%以上相対湿度: カビの繁殖が始まりやすく、特に70%以上では急激に増殖します。

湿度を管理するためには、室内の湿度をモニタリングし、必要に応じて換気や除湿器を使用して湿度をコントロールすることが重要です。

通気不足

通気が不足するとカビが発生しやすいのは、通気の不足が湿気や結露の蓄積を引き起こし、これがカビの繁殖に適した環境を生み出すためです。

通気が不足すると、室内の湿気が外部に排出されにくくなります。湿気がこもると、壁や家具などの表面が湿ってきます。湿度が上昇すると、これがカビの発生を促進します。

また、十分な通気がない場合、新鮮な空気が入りにくくなります。これにより、湿気やカビの発生源となる微生物が空気中に留まり、増殖しやすくなります。

他にも室内の空気が十分に外部と入れ替わらないため、室内の温度差が大きくなりやすくなります。これが結露を引き起こし、結露した表面は湿潤になり、カビの発生につながります。

室内の湿気がなかなか外部に排出されません。換気によって湿気を外に逃すことができないと、室内が乾燥せず、湿度が上昇しやすくなります。

通気が不足すると上記のような要因が組み合わさり、湿度が増加して湿潤な環境が形成されます。この状態が続くと、カビの胞子が繁殖しやすくなり、壁や天井、家具などに発生する可能性が高まります。適切な通気を確保することは、湿気の管理やカビ発生の予防に重要です。

断熱不足

断熱不足がカビの発生に影響する主な理由は、室内と外部の温度差が大きくなり、結露が生じやすくなるからです。結露した表面は湿潤になり、この状態が続くとカビの発生が促進されます。以下に、断熱不足がカビ発生に寄与する理由を詳しく説明します。

断熱が不足している場合、室内と外部の温度差が大きくなります。特に寒冷地域では、外気温が低い季節に建物内部が十分に暖房されていると、内部の表面が冷えやすくなります。

室内の暖房が行われたり、湿った空気が外部に当たると、温度差により結露が生じます。結露は特に窓や壁などの冷たい表面で発生しやすく、その部分が湿潤になります。

結露が発生した表面は湿潤な状態になり、湿度が上昇します。湿潤な環境はカビの発生に非常に適しており、カビの胞子が発芽して成長しやすくなります。

断熱が不足すると、外部からの湿気が建物内に侵入しやすくなります。また、内部で発生した湿気が十分に外部に排出されない場合、壁や断熱材の中で湿気がたまりやすくなります。

このようにして断熱不足が結露や湿潤な環境を引き起こし、これがカビの発生を促進します。断熱材や適切な断熱工法の導入によって、室内外の温度差を抑え、結露や湿潤な環境を軽減することが重要です。

清掃の不足

清掃を怠るとカビが生える主な理由は、表面に付着する有機物や湿気が蓄積され、これがカビの栄養源となります。

室内や建物の表面には、空気中の塵や皮脂、食べ物のカスなどの有機物が付着します。これらの有機物はカビにとって栄養源となります。また、水回りや湿気の多い場所で湿気が蓄積しやすくなります。湿気がこもると、表面が湿潤になり、これがカビの繁殖につながります。

表面に付着した汚れや一部のカビの胞子が、清掃が行われないまま放置されると、これが新たなカビの発生源となります。

これらの理由から、清掃はカビの予防に非常に重要です。定期的な清掃を行い、有機物や湿気を管理することで、カビの発生リスクを低減できます。

押し入れがカビ臭くなるのは床下の湿気が原因?

押し入れがカビ臭くなるのは床下の湿気が原因について解説を致します。
押し入れに布団や衣類を詰め込んでいないにも関わらずカビの臭いがする場合は、床下で発生したカビ臭が室内へ上がってきている可能性が考えられます。

そもそも何故床下がカビ臭くなるのか?それは湿気が溜まりやすい住宅基礎が関係してきます。

布基礎は湿気が溜まりやすい

布基礎は古くから用いられてきた基礎構造で、建築時のコストを抑えつつ建物の強度を確保できることがメリットになっています。ですが、布基礎は地面露出していることから湿気が建物に伝わりやすく、湿気によるトラブルが発生しやすく、シロアリ被害のリスクも高いです。

建物の壁に沿ってコンクリートを打つ手法で造られる布基礎の場合は、湿気対策が必須となります。

ベタ基礎は湿気が溜まりにくく布基礎より安心

住宅の床下部分全面に鉄筋コンクリートを流し込む手法で造られる基礎を「ベタ基礎」といいます。布基礎の点で住宅を支えるのに対し、ベタ基礎は地中に埋め込まれた床下全体が「面」で支えることが大きな特徴です。

布基礎よりも遥かに耐震性に優れており、昨今の新築の場合ははベタ基礎の住宅が一般的になっています。床下全面をコンクリートで覆われていることから地中からの湿気が建物に伝わりづらくなっていることから、湿気による住宅トラブルは出にくいと考えられています。また、地面がコンクリートで覆われていることから、シロアリ被害のリスクも低いと考えられます。そのような理由から、布基礎のように積極的な湿気対策は不要は言われていますが、地中が露出している、コンクリートの劣化によってヒビ等が入っている場合はその限りではございません。

床下の湿気対策

もし家屋の湿気にお悩みがある、もしくは今後湿気によるトラブルに不安を変えていらっしゃる場合はどんな対策が必要になるのでしょうか?

ここからは床下の湿気に対する具体的な対策をご案内致します。

換気口周辺を掃除する

床下の湿気対策において、換気口周りの掃除は非常に重要です。換気口は床下空間の通気を確保するための要素であり、これが詰まったり妨げられると湿気がこもりやすくなります。

換気口が詰まると、新鮮な空気の流入が制限され、湿気がこもりやすくなります。換気口周りを掃除することで、通気孔が開かれ、床下の空気の流れが良くなります。また、 換気口は湿気を外部に排出する重要なポイントでもあります。換気口が汚れていると湿気を効果的に排出できず、結果として湿度が上昇してしまいます。他にも換気口周りが汚れているとで、害虫や小動物が巣を作りやすくなります。これが進行すると、建物の中に不快な生息地ができ、また換気の妨げにもなります。

換気口周りの掃除の際には、換気口の周りには排水路があることがあります。これらが詰まっていないか確認し、必要に応じて清掃します。

葉っぱ、ほこり、獣毛などが詰まっている場合は、これらを取り除いて通気を確保しましょう。換気口には通気孔を覆うメッシュがあります。これが詰まるとでも通気が悪くなりますので、こまめに清掃してください。

換気口周りの掃除は定期的に行うことが重要です。また、他の湿気対策と合わせて、床下の健康を維持するために効果的と言えます。

防湿シートを敷く

防湿シート(ぼうしつシート)は、湿気や水分から建物や物品を守るために使用される特殊なシートやフィルムのことを指します。これは、床下や壁の内側など、湿気が侵入しやすい場所で使用されることがあります。防湿シートは湿気の防止や絶縁、保護を目的としていて、異なる素材や厚さのものが市場で利用可能です。

防湿シートの特徴

  1. 湿気の防止: 防湿シートは湿気や水分を遮断し、建物内部や物品を湿気から守ります。これにより、木材の腐敗や金属の錆びなどを防ぎ、建物や物品の耐久性を向上させます。
  2. 絶縁効果: 防湿シートは一部のタイプが断熱・絶縁材としての機能も果たします。これにより、冷暖房効果を向上させ、室内の温度を一定に保つことが期待できます。
  3. 防虫効果: 防湿シートは一部の種類が防虫効果を持つことがあり、害虫や小動物の侵入を防ぐのに役立ちます。
  4. 防水性: 防湿シートは一般的に防水性があり、建物や物品を雨や地下水から守ります。特に地下室や床下空間では、地下水からの浸透を防ぐために利用されることがあります。

防湿シートの素材や形状は様々で、ポリエチレン、ポリプロピレン、ビニール、アルミニウムコーティングなどが使用されることがあります。選択する際には、使用環境や目的に合った適切なタイプを選ぶことが重要です。

床下調湿材を使用する

床下調湿材(床下湿気調整材)は、建物の床下空間に設置され、湿気や結露などの湿度を調整するための材料や製品のことを指します。これらの材料は通気性や吸湿・放湿性を備え、床下空間を乾燥させることで、木材の腐敗や金属の腐食、カビの発生などを防ぎます。

床下調湿材には様々な種類がありますが、以下に一般的なものの特徴を上げています。

床下調湿剤の特徴

  1. 吸湿・放湿性: 床下調湿材は湿気を吸収し、一定の湿度範囲内で保持できる材料です。また、必要に応じて湿気を放出することもできます。これにより、湿度の増減を調整し、床下空間を適切な湿度に維持します。
  2. 通気性: 床下調湿材は通気性を持っていることが一般的です。通気性があることで、湿気がこもりにくくなり、通気が確保されるため効果的です。
  3. 防虫効果: 一部の床下調湿材は防虫効果を持っていることがあり、害虫の侵入を防ぐのに寄与します。
  4. 耐久性: 長期間の使用に耐えるため、耐久性が重要です。湿度の変動や外部の環境に対して安定した性能を維持できることが求められます。
  5. 取り扱いの容易性: 取り扱いが簡単で、施工が比較的容易なことが望ましいです。

床下調湿材は、建物が特に湿気の影響を受けやすい場所、例えば地下室や床下空間などで利用されることがあります。具体的な状況や建物の構造によって最適な床下調湿材が異なるため、専門家のアドバイスを受けることをおススメ致します。

床下換気扇を設置する

家屋床下湿気管理システム

床下換気扇(床下換気ファンまたは床下換気システム)は、建物の床下空間に設置され、湿気や換気のために空気を循環させるための装置です。主な目的は、床下の湿気や悪臭を排除し、通気を良くすることで建物の健康維持と耐久性向上を図ることです。

床下換気扇の主な特徴や機能には以下の通りです。

床下換気扇の特徴

  1. 湿気の排出: 床下換気扇は床下空間にたまった湿気を排出する役割があります。湿気がこもると、建物の基礎や木材に悪影響を及ぼす可能性がありますが、換気扇を利用することで湿気の問題を軽減できます。
  2. 換気の促進: 床下空間は通常、外部との接触が限られており換気が不足しがちです。床下換気扇は新鮮な外気を取り入れ、古い空気を排出することで換気を促進し、床下空間の空気を新鮮なものに保ちます。
  3. 防虫効果: 一部の床下換気扇には、虫や小動物の侵入を防ぐための防虫機能が組み込まれていることがあります。
  4. 臭気の排除: 床下空間から発生する悪臭を排除するために、換気扇が適切な換気を提供します。
  5. エネルギー効率: 近年の床下換気扇はエネルギー効率が高いものが多く、低消費電力で効果的な換気が可能です。

床下換気扇は自然換気だけでは解決しにくい床下空間の問題に対処するために利用されます。換気扇の設置場所や必要な容量は、建物の構造や床下空間の広さによって異なるため、設計や専門家のアドバイスを参考にすることが重要です。

床下の湿気対策ならダスキンにおまかせください

ダスキン寒川町支店ターミニックス事業部

床下の湿気が高い状態を放置すると、床下の木材にカビや結露が発生し、シロアリ等の害虫被害や住宅の傷みの原因になることも。床下換気扇や床下調湿材など豊富なラインナップでそれぞれのお家に合わせた対策をご提案します。

※ダスキンでは無理な営業は致しませんので、内容や額面がお客様との条件に合わない場合は遠慮なくお断りください。

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床下換気ハイブリッド・コントロールシステム

センサーで外気の湿気を感知し、床下換気扇と床下送風機を自動制御。効果的に床下の湿気をコントロールします。

特長1:外気の湿気を感知し、床下換気を自動制御!
特長2:床下空気の換気とかくはんを独立制御!
特長3:浸水など異常時には自動停止し、警報ブザーでお知らせ!

押入れ換気扇

押入れ内に空気の流れをつくり、湿気を好む害虫やカビの発生・繁殖を抑制する環境をつくります。

  • 本体1年間保証
  • セット内容 本体1台・フィルター1枚・スペーサー12個
  • 押入れ換気扇単独の設置はできません。床下換気ハイブリッド・コントロールシステム等と併用してご使用ください。

床下調湿材

床下に敷き詰めて床下の湿度を調湿します。
調湿作用により木材の含水率を下げ、木材腐朽菌やシロアリなど害虫の繁殖を抑制。また、揮発性有害化学物質(ホルムアルデヒド等)を吸着します。調湿効果がうすくなったと感じたら、天日干しすることで、繰り返し使用可能で経済的です。

  • 標準枚数 3㎡(約1坪)/12枚(目安)
  • サイズ:48×48cm
  • 内容質量:セピオライト(スペイン産多孔質鉱物)1,800g 木炭(国産)1L

屋根裏換気扇

屋根裏の強制換気により、冬場の屋根裏の結露抑制と、夏場の冷房負荷を低減します。

  • テストハウスを用いたメーカー試験により効果を確認。すべての環境で効果を保証するわけではありません。
屋根裏換気扇

具体的な料金の詳細は下記リンクよりご覧ください。

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床下の除湿対策のご相談・お見積りは無料にて承ります。お気軽にお問い合わせください。
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