ネズミが宿泊客の信頼を失う理由と口コミ被害の怖さ!!ホテルや簡易宿泊施設が取り組むべき対策とは?

「部屋にネズミが出た」「深夜にガサガサ音がして眠れなかった」
これは宿泊施設にとって、最も避けたいクレームの一つです。
ネズミは衛生害獣の代表格であり、わずかな目撃情報でも、宿泊客の不信感と嫌悪感を一気に引き起こします。そしてその声は、SNSや口コミサイトを通じて瞬く間に広がり、施設全体の評価を著しく下げてしまうのです。
特にホテルや簡易宿泊施設、ネットカフェなど「就寝スペース」を提供する事業者にとって、ネズミの存在は単なる不快では済まされません。健康被害、損害賠償、風評被害などなど・・一度失った信頼を取り戻すには、想像以上のコストと時間を要する事になるのことはご存じでしたでしょうか?
本記事では、長年の害獣対策経験をもとに、「なぜネズミがこれほど深刻なのか?」「実際にあった口コミ被害の実例」「今日からできる予防・対策」まで、具体的かつ実践的な情報をお届けします。
衛生と信頼を守るために、今こそネズミ対策の見直しをご検討下さい。
目次
ネズミが宿泊施設にもたらす本当の恐怖とは?

一匹のネズミの目撃が、施設の評判を地に落とすことがあります。
それは決して大げさな話ではありません。
宿泊施設において「清潔さ」は最低限の期待値であり、それを下回ると、利用者は強い拒絶反応を示します。
特にネズミは、「汚い」「不衛生」「怖い」というイメージと直結し、クレームの中でも最も致命的な部類に入ります。
また、ネズミは食品をかじったり、電気配線を破損させたり、アレルギーや感染症のリスクもあるため、「泊まる価値がない」と判断されかねません。
施設のオーナー、管理責任者にとって、ネズミの存在は衛生面だけでなく、売上・評判・従業員の士気など多方面に影響を与える“経営リスク”なのです。
実録!口コミが炎上した事例とその影響力とは?

SNSやGoogleマップ、楽天トラベルなど、口コミの影響力は年々増しています。
以下のような実際の事例もあります。
これらの口コミは、評価の★を一気に引き下げ、検索順位や予約率にも悪影響を及ぼします。
さらに悪い口コミは“スクショ”で拡散され、何とか削除出来たとしてもその爪痕は長く残り続けるのです。
宿泊施設がいくら改善しても、「ネズミが出た施設」という印象は簡単には消えません。
炎上後の回復には、多大なコストと時間が要することになります。
なぜネズミは就寝スペースに出やすいのか?

ネズミは人のいない時間帯や静かな場所を好みます。
そのため、深夜の就寝スペースは格好の活動エリアです。
特に次のような条件が揃っている施設は要注意です。
また、簡易宿泊施設やネットカフェのように壁が薄く、共有スペースが多い構造だと、ネズミの移動が容易になります。
一部屋だけの問題と思っていたら、建物全体に広がっていたというケースは決して珍しいことではございません。
「音」「臭い」「姿」…宿泊客が感じる5つの不快要素とは?

宿泊客がネズミが発生した事により不快感を覚える要因は以下の5つです。
一度でもこれらを体験した宿泊客は、リピーターになる可能性がほぼゼロになります。
さらに、不快な体験は「驚き」と「怒り」を伴って拡散されるため、施設のブランドイメージに直結する重大要素です。
一度投稿された口コミは簡単には消せない

多くのホテルや宿泊施設のオーナー・管理責任者が誤解しているのが「悪い口コミは消せばいい」という考え方です。
ですが、現実的にはほぼ不可能であるとお考え下さい。
※例外的に差別的や侮辱的な内容は削除出来るケースはありますが・・・
実際には、ネズミが発生し、不快な思いをした宿泊者からの口コミにより以下のような問題が起こります。
つまり、「一度出たネズミ」の口コミの履歴は半永久的に残り得るということです。
その前に出さない努力が必要不可欠です。
ネズミが原因で発生する法的リスクと損害賠償について

ネズミによる被害が宿泊者の健康や所有物に影響を及ぼした場合、法的責任が問われる可能性があります。
また、施設が事前にネズミの存在を把握していたにも関わらず、対応を怠っていた場合は、より重い責任を負うことになります。
現場でよくある「ネズミの兆候」とその見分け方とは?

プロの現場では、以下の兆候を重点的に確認しています。
これらの兆候を早期に見つけることで、大きな被害を未然に防ぐことが可能です。
スタッフによる日常点検と記録も非常に有効です。
ネズミ対策は“見えない場所”を重点的にチェック♪

多くの施設が見逃しがちなのが「建物の構造的な弱点」です。
以下の場所は特に重点的に確認しましょう。
これらは目立たないため後回しにされがちですが、ネズミはまさにそこを狙います。
建物の老朽化による亀裂による隙間、食品が集まる場所は重点的にチェックが必要ですが、
定期点検・補修・清掃のルーチン化が対策の基本となります。
ネズミ駆除をプロに依頼するべきタイミングと選び方について

下記のような状況が発生している場合は、早急にネズミ専門業者へ依頼すべきだと考えられます。
業者選定のポイントは「ホテル・宿泊施設対応実績があるか」「点検から再発防止まで一貫対応かどうか」です。
安さだけを求めるのではなく、駆除後の侵入予防(防除)も含めて“確実性”を重視するべきだと考えられます。
問題の軸を把握し、解決の糸口にして頂ければ幸いです。
まとめ:宿泊業の信頼は“衛生管理”から始まる

ネズミが出る宿泊施設は、「もう泊まりたくない」と思われるだけでなく、SNSや口コミの力で二度と選ばれない施設になるリスクを抱えてしまいます。
今回は宿泊施設について触れてはいますが、飲食店であれば特にそのダメージは推し量る事は出来ません。
その場しのぎの対処ではなく、日常の点検・予防・再発防止策を徹底することで、宿泊者からのクレームの火種を未然に防ぐことが出来、衛生的な宿泊環境を維持します。
衛生は信頼の土台。
一度のネズミ被害で失うものは、あまりにも大きいのです。
“口コミで評価される施設”を目指すなら、今からネズミ対策を始めてみませんか?
宿泊施設でのネズミ駆除・防除のご相談・現地調査は無料です

ダスキン寒川町支店では神奈川県藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市(その他湘南エリア)でネズミ駆除・防除のご相談・現地調査・お見積りは無料にて承っております。
下記のフォームに必要事項をご記入の上、お気軽にお問い合わせくださいませ。

役職
ダスキンケアサービス事業部 主任
ケア事業部歴(ハウスクリーニング・害虫・害獣駆除)
12年
所得資格
・ダスキンサービスマスターマネジャー
・厨房衛生マネジメントサポート
・ダスキンターミニックス PCマネジャーライセンス
・ダスキンターミニックス TCマネジャーライセンス
・ダスキンターミニックス 特殊マネジャーライセンス
ノミ・ダニ・ネズミ・ゴキブリ・カメムシ・クモ・アリ・ナメクジ・ダンゴムシ・ヤスデ・ムカデ・飛翔害虫・シロアリ・ハチ・トコジラミ・ハト飛来防止等全サービス提供資格を所持
12年以上に渡りハウスクリーニング及び害虫・害獣駆除サービスを取り組み、ご家庭から飲食店など多種多様の業種様で数多くの現場経験を重ねて参りました。私達はお掃除のプロであり衛生管理のプロでもあります。HACCPを意識した厨房管理からあらゆる汚れを解決し、あなたが過ごされる快適な空間を作り出すことが私の使命です。
創業55年の長い信頼と実績の株式会社キープ ダスキン寒川町支店を宜しくお願い致します。