ダスキンのシロアリ駆除サービスについてご紹介致します。
目次
- 1 ダスキンが駆除するシロアリの種類
- 2 日本には2種類のシロアリがいます
- 3 ヤマトシロアリとイエシロアリの生態的特徴
- 4 シロアリは階級に分かれた組織で形成されます
- 5 シロアリは地中から家屋に迫り被害を広げます
- 6 シロアリ調査は床下だけでは万全ではありません
- 7 シロアリ調査は家屋周辺の杭を抜いて調べます
- 8 従来型のシロアリ駆除の工法では侵入を防ぐことはできません
- 9 シロアリを巣ごと根絶できるベイト工法をおすすめします
- 10 シロアリ駆除ベイト工法セパレート
- 11 シロアリ駆除ベイト工法シングル
- 12 シロアリ予防にはバリア工法をおすすめします
- 13 シロアリ駆除バリア工法の流れ
- 14 シロアリ駆除バリア工法の保証
- 15 シロアリ駆除バリア工法に使用する薬剤
- 16 床下の湿気・カビ・結露を押させてシロアリ予防を
- 17 シロアリ予防・床下湿気換気システム
- 18 シロアリ駆除実施地域
- 19 シロアリ駆除無料診断の流れ
ダスキンが駆除するシロアリの種類
日本には2種類のシロアリがいます
日本に生息し、家屋に大きな被害をもたらすシロアリは、おもにヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。
ヤマトシロアリとイエシロアリの分布北限
ヤマトシロアリ
北海道北部を除く日本全土に分布
イエシロアリ
本州南側以南に分布
ヤマトシロアリとイエシロアリの生態的特徴
ヤマトシロアリとイエシロアリは、水を運ぶ能力、被害範囲、好みの土室、群飛時期、体色、体長などに違いがあります。
成長した羽アリは巣立ち、郡飛します。その後着地してから羽を落として、雄雌がつがいとなって新しいコロニー(巣)を作り始めます。このつがいが新しい王アリ、女王アリになるのです。
羽アリの郡飛を目撃していなくても、落ちた羽が見つかれば近くにコロニーが存在すると考えられます。
シロアリは階級に分かれた組織で形成されます
シロアリは高度に組織化されたコロニー(巣)で形成しています。
コロニー内部には厳しい階級制度があり、それぞれが特定の役割を担い、コロニー全体の自律的存続のために働いています。
この職アリが家屋に被害を与えるのです
シロアリは地中から家屋に迫り被害を広げます
シロアリは基本的に温度変化の少ない地中にコロニー(巣)を形成し繁殖しています。
そして地下通路を使い、職アリが集団で家屋に迫り被害を与えるのです。
シロアリ調査は床下だけでは万全ではありません
光と風を嫌うシロアリの侵入経路はこの図をご覧ください。
シロアリ調査は家屋周辺の杭を抜いて調べます
家屋周辺の地中に埋まっている杭を抜き、食べられた形跡がある場合には、その土壌にシロアリが存在していることが分かります。
従来型のシロアリ駆除の工法では侵入を防ぐことはできません
新築時に薬剤を散布して置くことでシロアリの侵入をブロックして置くことはできますが、薬剤の効果は約5年です。
しかし、薬剤の効果が切れた5年以上経過した家屋に薬剤を再施工するだけではシロアリを完全にブロックする事は出来ません。
シロアリを巣ごと根絶できるベイト工法をおすすめします
薬剤を散布することなく、シロアリの習性を利用し、巣ごと根絶する駆除方法です。
ベイト工法とは?
ベイト工法とは、ベイト剤というシロアリが好んで食べるエサ状の薬剤を使って駆除する方法です。
シロアリ社会では、職アリが餌を集め、その栄養素を巣に持ち帰り他の仲間に分け与える習性を持っています。
これで薬剤の効果が巣全体に広がり、巣まるごとシロアリを退治する事が出来るのです。
ベイト工法の特徴
従来型のシロアリ駆除(バリア工法)との違い
巣ごと根絶させる
従来型(バリア工法)はシロアリの侵入を防ぐという考え方、ベイト工法はシロアリを巣ごと根絶させるという考え方です。
被害の進行を確実に抑えます
従来型(バリア工法)では、原因箇所・被害箇所を1か所でも見落としてしまうと被害が進行してしまいます。
対してベイト工法は1か所でもステーションに食いつけば、全てのシロアリを撃退出来ます。
つまり、被害の進行を確実に抑えることが出来るのです。
安全です
従来型(バリア工法)は薬剤を散布します。
対してベイト工法は薬剤を散布しないので、お子様やペットがいても安心です。
また、薬剤のニオイが気にならず、ご近所に迷惑を掛けることもございません。
シロアリ駆除ベイト工法セパレート
シロアリ駆除ベイト工法セパレートの場合の手順をご説明致します。
まずは調査(モニタリング)
エサ木の入ったステーションを設置
建物を取り囲むように中にエサ木を入れたステーションと言う機材を埋め込みます。
コンクリートやアスファルトにも設置出来ます
コンクリートやアスファルトでも、専用の工具を使い穴をあけてステーションを埋め込むことが出来ます。
定期的にチェック
定期的にスタッフがお伺いし、エサ木が食べられていないかを確認。シロアリの有無を判断致します。
そして駆除
エサ木が食べられているのを確認→シロアリの生息が確認されたら、エサ木をベイト剤に交換(ペイディング)
さらに予防
駆除後も定期的にチェック!長期にわたりシロアリに被害から家を守ります。
シロアリは一度根絶させても、別の巣から再侵入する可能性があります。年間管理で定期的に調査を行い、シロアリの再侵入がないかをきめ細かくチェック致します。発生が少ない段階でシロアリを死滅させ、巨大な巣の形成を阻止します。
シロアリ駆除ベイト工法シングル
シロアリ駆除ベイト工法シングルベイトの場合の手順をご説明致します。
薬剤の設置で撃退します
ステーションを埋め込み、薬剤を設置
建物を取り囲むようにステーションと言う機材を埋め込みます。その中にベイト剤(エサ状の薬剤)を設置し、シロアリの巣をまるごと退治します。
コンクリートやアスファルトにも設置出来ます
コンクリートやアスファルトでも、専用の工具を使い穴をあけてステーションを埋め込むことが出来ます。
定期チエック
ベイト剤の残量をチェック
ベイト剤の残量をチェックしシロアリの生息状況を確認します。
駆除後も定期的にチェック!
長期的にシロアリの被害からお家を守ります。
シロアリ予防にはバリア工法をおすすめします
薬剤散布でシロアリを防除。
5年間薬剤効果が持続します。
現在、土壌にはシロアリは確認されていません。しかし、シロアリは春から夏にかけて飛来し、お宅の土壌に迫ってくる可能性があります。
シロアリ予防のために、家屋を薬剤でブロックする事をおすすめします。
安全に配慮したニオイの少ない薬剤を床下へ直接散布します。
シロアリ駆除バリア工法の流れ
シロアリ駆除バリア工法の流れについてご説明致します。
床下薬剤処理
- 床下の土台・束・基礎に薬剤を吹き付けます
- 床下が土壌の場合は、地面にも薬剤を散布します
※床下に入れない場所には穴をあけ、薬剤を注入いたします。
穿孔処理
浴室や玄関、トイレ、勝手口など床下に入れない場所には、薬剤を注入する為の穴をあけます。
薬剤注入処理
穿孔穴から専用のツールを使って、薬剤を圧力注入します。
補修処理
タイル面や玄関たたきの穿孔部分はセメントで穴埋めをします。木部の穿孔部分は木栓埋め込んでふさぎます。
穿孔処理で汚れがでた場所はバキューミングとクリーニングパットによる拭き上げてキレイにします。
シロアリ駆除バリア工法の保証
- 安全性に配慮したニオイの少ない薬剤を使用
- 薬剤の効果は5年保証付き
- 保証期間中は毎年1回、無料のハウジングチェックを実施
万が一保証期間中に再発したら?
契約期間中にもしシロアリが再発した場合、
- 無料で再サービスを実施
- 一定額まで被害保証
※保証額には適用条件がございますので、お見積り時にご確認下さい。
シロアリ駆除バリア工法に使用する薬剤
床下の湿気・カビ・結露を押させてシロアリ予防を
床下の湿気を減らすことで、シロアリからお家を守ります。
床下の湿度が高くなると、木材の含水率が高くなりシロアリが繁殖しやすい環境になってしまいます。
また、湿気はシロアリ被害だけではなく、カビや腐朽菌が繁殖し、建物の耐久性が下がってしまい、建物の寿命を縮めてしまいます。
床下の湿度が高くなる理由
床下の土壌表面から地中の水分が蒸発し、通期の悪い床下に滞留します。
土壌からの湿気は防ぐことが出来ますが、外気温との差で結露が発生。通気が悪い為に湿度が高い状態になります。
つまり床下の通気を良くすることがポイントになります!
シロアリ予防・床下湿気換気システム
パワフルな大風量で床下の湿気を強制除去、シロアリ予防に効果的です。
フロア型換気扇
床下の湿気を強制除去。ダクト方式なのでコンクリの基礎を傷めることなく設置が可能です。
※本体5年間保証
中継型送風機
空気が動きにくい床下コーナーなど、風邪の流れが弱い箇所から広範囲に送風します。
※本体5年間保証
かくはん送風機
大容量の大型シロッコファンがよどんだ空気を攪拌します。
※本体5年間保証
床下調湿材
湿気、ニオイの発生を効果的に抑え、床下内の湿度を調整
床下取付のイメージ
こんな家屋環境に要注意
もしシロアリを放置すれば家の土台や柱の強度が低下し、震災や災害時に建物の倒壊の被害に繋がってしまいます。
是非あなたの住まいにシロアリ被害が出ていないかチェックして見て下さい。
またシロアリが発生しやすい家屋環境につきましても、下記リンクでご紹介させて頂いております。
シロアリ駆除実施地域
弊社ではシロアリ駆除以下の地域で対応しております。万が一あなたがお住まいの地域が記載されていなかったとしても、近隣地域も対応しておりますのでお気軽にご相談下さいませ。
まずは無料診断をご利用下さい
築5年以上経過した家・地面に接している家では、特にシロアリに襲われるリスクが高いため、そうなる前に早めに対処して頂くことがとても大切です。
「ウチは大丈夫!」と思っていてもシロアリに油断は禁物です。
シロアリは本当に恐ろしい害虫で、少しづつあなたの住まいを蝕んでいきます。
まだ必要が無いと思っていたとしても、発生して被害が出てからでは手遅れになる恐れがございます。
少しでも家屋の異変に気付かれたら、被害が出る前に是非一度弊社の無料診断をご利用下さい。
診断のプロが約1時間程度でシロアリ被害の有無と可能性を徹底的にチェックします。
シロアリ駆除無料診断の流れ
シロアリの被害や巣の発見から、危険度の高い場所の見極めまでシロアリ駆除のプロが診断。
床下
シロアリ診断で最重要ポイントは床下です。床下は湿度が高く、日も当たらないため、シロアリが生息する上で最適な環境です。
チェックポイントは蟻道※といわれるシロアリの通り道です。コンクリートや壁面の上に不自然な土の道が見つかった場合は「蟻道」の可能性が高いです。また、基礎部分の木材がボロボロになっていないか、配管や雨漏りによる水漏れが発生していないか、湿気が溜まっている部分がないかなどを確認します。
※蟻道とは?・・・シロアリが移動のために作るトンネル
シロアリは乾燥に弱く陽の光や風が苦手、そのため土と自らの排泄物で土のトンネル(蟻道)を作ります。
床下からそのまま歩いて移動してくるのではなくこの土のトンネルを通路として家屋の木材に侵入してきます。
床上
浴室や洗面所、キッチンなどの水回りを中心に家具のすき間や雨漏りの有無をチェックします。
キッチン、トイレ、浴室などの水回りにある木材部分は水分を含みやすいため、シロアリが蔓延る最適な環境といえます。そのため、水回りの壁や床下なども入念に調べなくてはなりません。排水管の劣化や水漏れが発生していないかを確認致します。
外回り
外壁のすき間、ひび割れ、外基礎の蟻道、廃材などシロアリ被害の状況をチェックします。
家の外側のチェックポイントは、ひびがないか、換気口前に障害物がないか、家周辺の木材(ウッドデッキや木の塀など)にシロアリ被害がないかの3つです。
ひびがあると、その隙間からシロアリが侵入することがあります。換気口や基礎、外壁にひびがないかを確認します。
また、屋外の木材は雨に濡れて湿気を帯びやすくシロアリが生息しやすい傾向にあります。被害が徐々に建物へ及ぶ可能性があります。家のウッドデッキや木の塀などの木材のシロアリ被害も点検します。
玄関
基礎から分離された構造が多い玄関はシロアリの危険度の高い場所です。
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